【台風14号】「雷落ちたかと」倒木が民家直撃 30m超の“暴風”ベランダ落下も…(2022年9月19日)
現在、島根県を北上中の台風14号は、過去最強クラスの勢力で列島に上陸し、九州を中心に被害が出ています。この台風ではこれまでに1人が死亡、94人がけがをしています。
山口県岩国市にある日本を代表する木造の橋「錦帯橋」。濁流が橋脚部分まで押し寄せています。
今回の台風は、強風の被害も相次いでいます。
山口県では、住宅のベランダがひっくり返るほどの風が吹き荒れました。数時間後再び行ってみると…。屋根にあったベランダは落下。付近に散乱していました。
九州北部から山口県にかけ、各地で30メートルを超える暴風が吹きました。
住人:「すごかった。風呂入っていたけど、『どーん』といって。何かなと上がったらこうなっていた」
四国でも風が強まっていました。
台風のため臨時休業の店も多く、人通りも少ない高知市内の商店街。店のカウンターでしょうか。スクーターが下敷きとなっています。人々は後片付けに追われています。
ディスカウントストアに掲げられた大きな看板も、跡形もなく吹き飛ばされ、鉄骨がむき出しとなっています。消防隊員らが後片付けに追われています。
駅員:「本日、本州に渡ることができないので」
本来なら3連休でにぎわうはずの駅も閑散としています。
東京に向かう人:「(Q.この後はどうする?)ホテルで一日(過ごす)」
雨とともに風が吹き付ける愛媛県。木が民家に倒れ掛かるように突き刺さっています。
愛媛県内では40メートルを超える最大瞬間風速を観測しました。
木が倒れた家の住民:「雷が落ちたんかなと。どうせ来るなら(家のない)向こうに倒れてくれたら良かったけど。ちょうど前に来た」
香川県高松市内では避難所が開かれ、若い世代も早めの避難をしていました。
避難した人:「子ども連れて台風のひどいのが初めてだったので。早めにと思って」
台風が過ぎた九州。今も警戒が必要な状況が続きます。
土砂崩れも相次いだ大分県。国道沿いではこんな光景が…。
土砂に押し出された車。電信柱にぶつかり、宙に浮いているかのように落下寸前となっています。
車の持ち主:「(車庫に)乗用車も入っていた。2台。もうダメです」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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