群馬・香料工場で1人死亡　一酸化炭素中毒か(2022年9月16日)

群馬・香料工場で1人死亡　一酸化炭素中毒か(2022年9月16日)

　群馬県板倉町の食品用香料の製造工場で作業中だった男性従業員1人が死亡、1人が意識不明になりました。一酸化炭素中毒とみられ、警察が状況を調べています。

　15日午前11時ごろ、板倉町にある「長谷川香料」の工場から「従業員が倒れていている」と119番通報がありました。

　警察などによりますと、香料を作る液体をためるタンク付近で従業員の芝宮誠さん（48）と男性従業員（30）が意識不明の状態で倒れていて、芝宮さんは搬送先の病院で死亡しました。

　現場からは高濃度の一酸化炭素が検出されたということです。

　通常はタンク内に人が入ることはないといい、警察は事故の可能性もあるとみて調べています。
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