【中継】“最後の別れ”に長蛇の列 女王の棺に市民が夜通し弔問 現場の警備は?(2022年9月15日)
エリザベス女王に最後の別れを告げる「一般弔問」が始まりました。現地メディアによりますと、期間中におよそ75万人が訪れる見通しです。夜通しで一般市民による弔問が続いていますが、 棺(ひつぎ)が安置されているホールに入る際の、警備態勢はどのように行われているのでしょうか。ロンドンから報告です。
(醍醐穣記者報告)
ホールに入る前の警備態勢は非常に厳しいものです。
ホールに入ろうとする人たちの非常に長い列ができています。15日朝の情報によりますと、およそ5キロにわたって行列が続いているということでした。
先ほど、並んでいる男性に話を聞いたところ、ここまで来るのに6時間かかったと話してくれました。ロンドンは今、午前9時過ぎですので深夜の3時ごろから行列に並んだということになります。
女王の棺ですが、足場が組まれている建物がウエストミンスターホールになりまして、その中で安置が行われています。
そしてこの手前の白いテントで、ホールに入る前のセキュリティーチェックが行われています。
黒く覆われて、X線の検査機などが置かれていまして、厳しくチェックが行われています。空港の保安検査場のようなチェック態勢だということです。
ホールの中に持ち込める荷物というのが厳しく制限されていて、例えばカバンは大きさでいうと40センチぐらいで一つだけ持ち込めます。ただ、口が1個だけのもので制限されていて、チャックが何個もあるようなものは持ち込むことができずに、あちらのセキュリティーポイントで預けてから中に入るということになります。
この公開ですが、19日の国葬の朝まで24時間態勢で行われています。およそ75万人が訪れると予想されていて、この行列が途絶えることはないと思われます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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