【独自】「何度も電話やめて」大阪カラオケパブ店主刺殺 事件直前のLINE明らかに(2022年9月15日)

【独自】「何度も電話やめて」大阪カラオケパブ店主刺殺 事件直前のLINE明らかに(2022年9月15日)

【独自】「何度も電話やめて」大阪カラオケパブ店主刺殺 事件直前のLINE明らかに(2022年9月15日)

 事件直前のラインのやりとりが判明しました。

 殺害された稲田真優子さんのラインから:「今後は1回電話して出なかったら何度も掛けるのやめて下さい」

 「電話しないで」と何度もメールをしていたのは殺害されたカラオケパブの経営者・稲田真優子さん(25)。

 去年6月、大阪市の店舗内で首や胸などを刺されました。殺人の罪で起訴されたのは店の常連客だった宮本浩志被告(57)。

 殺害された稲田真優子さんの兄:「これが妹が使っていた携帯になるんですけど、8月にやっと戻ってきたという感じですね」

 家族の手に戻った真優子さんのスマホ。そこには事件当日、宮本被告とのラインのやり取りが残されています。

 宮本被告:「今日は中華丼を食べました。昼を乗り切って素敵なまゆに会いに行くね」

 中華丼の写真も一緒に送られてきました。

 稲田真優子さん:「おいしそうな昼ご飯ですね」

 その後、稲田さんは殺害されました。

 ラインには事件の3カ月前から宮本被告から執拗(しつよう)に連絡が来ていました。

 稲田真優子さん:「いっぱい掛かってきて怖いんですが何が聞きたいんですか?」

 宮本被告:「電話出て」

 真優子さんは直接電話しないでと訴えますが…。

 稲田真優子さん:「何度も掛けるのやめて下さい。迷惑だと思ったら普通に無視します」

 宮本被告:「ありがとね。ただ1回では取り損ないもあるでしょうから連続は2回までにします」

 稲田さんの遺族は事件の背景に何があったのか真実を求めています。

 初公判は16日行われます。
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