容疑者のスマホに「タリウム」関連の検索履歴 死亡した大学生が摂取したことを認識か（2023年3月24日）
京都市の女子大学生がタリウムの摂取により殺害された事件で、逮捕された男のスマートフォンにタリウムについて検索した履歴が残されていたことがわかりました。
京都市の不動産業・宮本一希容疑者（３７）は去年１０月、知人で大学生の濱野日菜子さん（２１）の自宅マンションで、濱野さんにタリウムを摂取させて殺害した疑いが持たれています。
濱野さんは自宅で宮本容疑者と２人で酒を飲んだ後に体調が急変して死亡しましたが、捜査関係者によりますと、宮本容疑者のスマートフォンを解析した結果、事件当日にタリウムの中毒症状やタリウムが関連する過去の事件について複数回検索した履歴が残されていたということです。
警察は、宮本容疑者が、濱野さんがタリウムを摂取したことを認識していた可能性があるとみています。
調べに対して宮本容疑者は黙秘を続けているということで、大阪地検は勾留期限の３月２４日、刑事処分を判断する見通しです。
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