札幌ドームでクマ目撃 一時、全てのゲートが閉鎖に(2022年9月15日)

札幌ドームでクマ目撃 一時、全てのゲートが閉鎖に(2022年9月15日)

札幌ドームでクマ目撃 一時、全てのゲートが閉鎖に(2022年9月15日)

 札幌ドームでクマが目撃されました。13日にも周辺では目撃情報がありました。

 北海道に生息するヒグマの個体数は推定で1万1700頭。1990年のおよそ5000頭から30年間で2倍の増加傾向で、目撃情報も相次いでいます。

 そんなクマが15日朝に目撃されたのは完全に人間のテリトリー、札幌ドームの敷地内でした。

 通報・午前8時前:「北ゲート付近で体長1.5メートルくらいのクマ1頭を目撃した」

 午前8時前、札幌市豊平区の札幌ドーム付近を散歩中の70代男性の通報を受け、警察官が北ゲート周辺を捜索。

 さらには、空からの捜索も加わり付近は物々しい雰囲気に。

 近所の人:「怖いですね。小さな子がいるので遊ばせようと思っていた。こんな車通りの多いところでも出るんだなと。これから帰ろうと思います。怖いので」

 ドーム周辺を上空から見ると、北側や東西には住宅街が広がっていますが、南側を中心に緑地帯が広がり、札幌市内ながら自然との距離が近い場所なのが分かります。

 ドームの南側、およそ3キロ離れた森林総合研究所では13日夜、クマのような動物の目撃情報がありました。

 その場所のさらに南側を見てみると、うっそうとした森林地帯が広がっています。

 札幌ドームでは15日、札幌6大学野球のリーグ戦が行われましたが、一時出入り口が制限されました。

 札幌6大学野球を見に来た人:「ちょっと怖いですね。こんな街中に出るのは」

 ドーム敷地で目撃されたクマはまだ見つかっておらず、周囲では警戒が続いています。

 下校時間を迎え、札幌ドーム周辺の小学校では保護者が迎えに来る姿が見られました。

 札幌市内では、11日、ドームに比べ南側の森林地帯から離れた地下鉄栄町駅で、駅構内に入り込んだキツネが目撃され、職員によって地上に追い出される事態もありました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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