神戸で最大瞬間風速35.7m、兵庫県内では男女9人ケガ 神戸港内の防潮扉33か所を閉鎖
台風が再び上陸した兵庫県から中継です。(取材・報告=阿部頼我記者)
兵庫県神戸市の沿岸部・ハーバーランドからお伝えします。
台風は明石海峡付近を通過し午後1時ごろ、神戸市の隣の兵庫県明石市付近に再び上陸しました。そのため、先ほどまで強く降っていた雨は一時的に弱まっている印象です。
こちらのエリアは普段、観光客や地元の人で賑わうのですが、今日は商業施設や周遊船も全て休業していて、人の姿はほとんどみられません。
気象庁によりますと、15日朝、神戸市中央区では、最大瞬間風速35.7メートルを観測していて、これは8月としては観測史上最大だということです。
また県と神戸市によりますと県内では強風にあおられて転倒するなどし、少なくとも男女9人が軽いケガをするなどの被害が出ています。
さらに沿岸部では、最大4メートルの高波も予想されているということで、神戸市は神戸港内の地盤が低い場所にある防潮扉33か所を閉鎖するなど対応にあたっています。
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