かみつきイルカは「神の使い」?名付け親が“困惑”(2022年9月14日)

かみつきイルカは「神の使い」?名付け親が“困惑”(2022年9月14日)

かみつきイルカは「神の使い」?名付け親が“困惑”(2022年9月14日)

 福井県の東尋坊で最近、目撃されているイルカ。実は…。

 夏に、およそ25キロ離れた福井市の海水浴場などに現れ、少なくとも20人にけがをさせた“かみつきイルカ”とみられます。

 そのため、東尋坊でも…。

 東尋坊付近でイルカを目撃した人:「地元の海女さんの漁が取りやめになっている。漁に出る時に海女さんがいると襲われるかもしれない」

 少し厄介者扱いされています。しかし、これに疑問を投げ掛ける人がいました。

 石川・珠洲市、寺家歴史研究会・出村正幸会長:「非常に驚いた。なぜ“すず”があんなことするんだろう。石川県では口を開けたり歯を見せることはなかった」

 石川県の珠洲市では福井県に先立ち、おととしから今年の春にかけて、同じイルカが目撃されていたといいます。

 郷土史研究家の出村さんは、目撃された珠洲市の神社にイルカの伝説があったことから「すず」と命名。地元で親しまれるようになりました。

 石川県で愛された“神の使い”が、なぜ“かみつきイルカ”という認識に…。

 すずちゃんは、珠洲市にいたおよそ1年半、何のトラブルも起こしていなかったといいます。

 石川・珠洲市、寺家歴史研究会・出村正幸会長:「福井で人がたくさんいる所に現れて、興奮してかんでしまったのでは。石川に戻ってのんびり過ごしてほしい。戻ってきてほしい、すずちゃん」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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