米鉄道でストライキ懸念 待遇改善の交渉難航 経済損失2900億円の試算も(2022年9月14日)
アメリカの鉄道業界では、会社と従業員との間で待遇の改善を巡る交渉が難航していて、最悪の場合、金曜日から多くの列車が運休する可能性があります。
アメリカでは、おととし1月から主要な鉄道会社30社以上と従業員との間で賃上げや休暇制度など待遇の改善を巡って交渉が続いています。
これまでのところ、2つの労働組合が合意に至っておらず、期限となる16日午前0時1分までに交渉がまとまらなければ、ストライキに発展する可能性もあります。
交渉を担当する労働組合員:「私たちが求めているのは、すべての労働者が公正で質の高い生活を送ることです」「ストライキやロックアウトが起こる可能性は皆、理解しています」「誰もがそうならないことを望んでいます」
アメリカ鉄道協会は、ストライキが決行されれば一日におよそ7000本の列車が運休し、20億ドル、日本円にしておよそ2900億円の経済損失が出ると試算しています。
交通や物流の混乱が物価のさらなる上昇につながれば、バイデン政権にとっても大きな痛手となります。
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