円安急進で財務、金融、日銀が緊急会合 「あらゆる対応」強調(2022年9月8日)
急激な円安を受けて財務省と金融庁、日本銀行の幹部が緊急会合を開き、為替市場においてあらゆる対策を準備していくことを確認しました。
財務省・神田財務官:「政府・日銀といたしましては、こうした(円安の)動きを極めて憂慮いたしております。政府として、このような動きが継続すればあらゆる措置を排除せず、為替市場において必要な対応を取る準備があります」
三者による緊急会合はおよそ3カ月ぶりに開かれ、為替の動向を高い緊張感を持って注視していく必要があることを確認しました。
神田財務官は経済に悪影響を及ぼす事態になれば、為替市場で「あらゆる対応を取る可能性」を強調しました。具体策については明らかにしませんでしたが、日銀による円買い介入などが念頭にあるとみられます。
会合を受けて、円相場は1ドル=143円台後半から一時144円台に下落しました。
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