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【円安加速】牛肉もウニも…中国に買い負けも くら寿司「100円ずし」終了へ(2022年9月7日)
7日も円安が加速して一時、1ドル=144円台まで下落しました。こうした円安や原材料価格などの高騰で、回転ずしチェーンのくら寿司では10月から「100円ずし」がなくなることになりました。
円安に歯止めが掛かりません。
3月に1ドル115円だったのが今月7日、一時144円台を付けました。
東京・墨田区にあるステーキ店ではアメリカ産牛肉を使っていますが、円安の影響で仕入れ値が上がり続けています。
半年前に比べると、今は1.5倍に仕入れ値が上昇したといいます。
ただ、牛肉高騰の要因は円安だけではないそうです。
肉の村山錦糸町マルイ店・木村基弘料理長:「中国の方が資金があって高く仕入れるからアメリカも高い方に持っていく。日本は全部そっちに持っていかれて我々の方には微妙にしか入ってこない」
中国など高くても牛肉を買う国に対し、日本が「買い負ける」現象が起きているといいます。
肉の村山錦糸町マルイ店・木村基弘料理長:「アメリカ産をうたっているので、そこはうちのプライドというか、オーストラリア産にするとかは考えていない」
買い負けているのは牛肉だけではありません。
水産物も“買い負け”しています。
斎藤水産・斎藤又雄統括責任者:「こういうウニ関係も塩ウニにしたり加工できるので、こういうものは中国に“買い負け”していますよ」
ウニやホタテなど加工できる水産物が中国に“買い負け”しているといいます。
斎藤水産・斎藤又雄統括責任者:「価格的には、ものすごい出ています。ウニは安値の時よりも1.5倍くらい。安値の時とホタテは倍ぐらい違う」
円安や原材料価格の高騰などで庶民の味方、回転ずしチェーンにも影響が…。
くら寿司・田中邦彦社長:「急激な円安もあり、魚介類の価格が高騰しています。創業以来、税込み110円を守ってきました。何度も何度も、そういう危機にありましたけど、この度だけはどうしても変えざるを得ない状況になりました。断腸の思いで5円だけ、5円だけ値上げさせてもらいます」
手の伸ばしやすい価格帯の1皿110円のすしを10月1日からは115円に値上げ。
ただ一方で、1皿220円のものについては一部を165円で提供します。
円安などの影響による物価高騰の波。さらに円安が進む可能性はあるのでしょうか。
外為どっとコム総研・神田卓也調査部長:「1ドル147円が1つ大きな節目になる」
24年前の1998年。日本はバブル崩壊後の不況の真っただ中でした。
1997年に4大証券の一角、山一証券、北海道拓殖銀行などが相次いで経営破綻…。
さらに、翌年には日本長期信用銀行が破綻するなど「金融危機」を迎えていました。
こうした経済不安から「円売り」につながり、8月には1ドル=147円台を付けました。
外為どっとコム総研・神田卓也調査部長:「1998年8月に付けた高値147円66銭。マーケットはこの数字を強く意識している。1ドル150円も見えてくると思う」
果たして、円安に歯止めを掛ける手立てはあるのでしょうか。
鈴木財務大臣:「円安に一方的に振れているということで憂慮をしております。今は緊張感を持って推移を見守る。しかし、これが継続するなら必要な対応を取る」
政府は物価高対策として、住民税が非課税となっている世帯を対象に1世帯あたり5万円を給付する方向で調整しているということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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