「特急オホーツク」再び…“北国”走ったJR車両が“常夏のタイ”で再出発(2022年9月7日)
東南アジアのタイに渡った日本の鉄道車両が現地での改修を終え、試運転を行いました。
バンコクで6日に公開されたのは旧国鉄時代に開発され、JR北海道で運行していた「キハ183系」の鉄道車両です。
タイ国鉄によりますと、2016年ごろに引退した車両をタイ国鉄が輸入し、その後、タイの鉄道のレール幅に合わせて車輪の間隔を調整するなど、改修を重ねてきました。
塗装は日本で利用されていた時とほぼ変わらないデザインで塗り直されていて、日本語表記も一部残されています。
タイ国鉄担当者：「タイ人は日本が大好きですから、タイ人にも日本人にも、この列車の日本らしさを味わってほしいのです」
この車両は今年中にも観光列車として本格的に利用される予定です。
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