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【賛否】小学校の“雑巾がけ”必要?「精神論」も…(2022年9月7日)
賛否の声が上がっているのは、小学校で児童たちが行っている「雑巾がけ」です。
■なぜいまだに?専門家「精神論も」
木造の校舎も少なくなり、もうなくなったと思いきや、今も実施している学校が多いといいます。
家では、ロボットが掃き掃除から拭き掃除までやってくれる時代。なぜ、小学校ではいまだに雑巾がけなのでしょうか?
教育評論家・石川幸夫氏:「腰も使うし、脚も使うし、腕も使うし。子どもたちにとって、普段あまり使わない筋肉を鍛えるという意味合いは、どこかにある。(根底には)精神論という言葉も、どこかにあるのかもしれませんね」
■街の声「体も丈夫に」「罰ゲーム」
街の人は、どう捉えているのでしょうか?
60代パート:「今って、それぞれに子どもがスポーツをやっていたりするので。そこで培われたり、勉強したり、習得してくることなんじゃないかなと。家で雑巾がけとかあまりしないので、子どももそういった意味では、『何で学校でだけ?』という思いもあるんじゃないかな」
20代会社員:「コロナで、外で遊ぶ子たちが減っているのもあって。体育の他に、雑巾がけとかで取り入れたほうが、体も丈夫になる」
30代会社員・40代会社員:「今も?今もそう?あえて、やらせているんですね。メンタル、それで鍛えられるんですかね?どっちかっていうと罰ゲームな感じ」
■専門家「心育むことで教育的効果」
一方で、専門家は、教育現場では一見、不必要と思えるようなことにも意味があると指摘します。
教育評論家・石川幸夫氏:「自分たちの使う所は、自分たちできれいにしておく。雑巾を絞る。水の冷たさから季節を感じる。心を育むことが実は、すごく教育的効果とともに学力も上がっていくことが、示されてきている」
(「グッド!モーニング」2022年9月7日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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