刃物で襲撃　近隣トラブルが原因か　犯行の一部始終が防犯カメラに　62歳の男が殺人未遂で逮捕｜TBS NEWS DIG

刃物で襲撃　近隣トラブルが原因か　犯行の一部始終が防犯カメラに　62歳の男が殺人未遂で逮捕｜TBS NEWS DIG

千葉県市川市の住宅街でおととい、男性が隣の家の男に刃物で襲われる事件がありました。男とは以前からトラブルが絶えなかったといい、防犯カメラには事件の一部始終が捉えられていました。

被害男性の妻
「あの人がいるとみんな怖くて出てこられないから。本当に怖くて出てこられません」

怯えながら話すのは、刃物で襲われた男性の妻です。

千葉県市川市でおととい起きた殺人未遂事件。被害に遭った男性の自宅に設置された防犯カメラには、その一部始終が記録されていました。

おととい午後4時半ごろ、玄関の前に現れたのは隣に住む男です。30秒ほど被害男性と玄関の前で話していましたが、突然。画面の左側で、右手にもった刃物を使い何度も男性を切りつけます。

被害男性も応戦しますが、刃物で左腕を切りつけられ、路上でもみ合いとなりました。左腕をけがしましたが、命に別状はないということです。

男性を襲ったのは、千葉県市川市の職業不詳・河上久容疑者（62）で、殺人未遂の疑いで逮捕され、きょう身柄を検察庁に送られました。

被害男性の妻
「（自宅に帰ると）すごいことになっていて。（刺し傷以外に）顔を殴られたみたいで、もしかしたら顔の手術した方がいいといわれた」

なぜこんな事件が起きたのでしょうか？

河上容疑者と被害男性は6年ほど前からトラブルが絶えなかったといいます。

被害男性の妻
「（近隣の）20世帯で組合を作っていて、管理費を月々納めていて。そしたら急にその人（河上容疑者）だけは払わない（と言って）」

被害男性の妻によりますと管理費の問題から始まり、その後も車や自転車のタイヤをパンクさせられ、さらには…

「やっぱナイフ持ってやがんな」

今年1月の雪の降る日には河上容疑者が右手にナイフのような物をもち、被害者の息子を追い掛け回すこともあったといいます。そこで近隣の住民で被害を防ぐために防犯カメラを設置しましたが、効果はなかったといいます。

被害男性の妻
「（河上容疑者は）やはり防犯カメラが嫌で、（防犯カメラを）棒を持ってきていじったりとか。それも夜中とか日中もやってたりして」

警察の調べに対し、河上容疑者は「何もしていない。正当防衛だ」と容疑を否認しています。

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