教育×IT なぜ自治体が不登校対策にメタバース導入?(2022年9月5日)
メタバースで不登校の子どもを支援する取り組みが注目されています。
夏休みが終わり、全国で学校がスタート。
しかし、この時期に毎年のように増えるのが「不登校」。
その数は年々増加し、2020年度には約20万人に上っています。
そんななか、不登校の生徒に対する新しい支援策として注目を集めているのが…。
まるでゲームの様な世界。実は「room-K」という、子どもたちがメタバースで登校できるサービスです。
自分で好きなキャラクターを選び、ログイン。ZOOMを使ってオンラインで授業を受けることができます。
サービスを提供しているのはNPO法人「カタリバ」。自治体と連帯し、学校に通わない・通えない子どもたちへの学習機会を作るべく、支援を行っています。
夏休み明けからroom-Kの導入に踏み切った埼玉県戸田市の教育委員会・戸ケ崎教育長は…。
埼玉県・戸田市の教育委員会、戸ケ崎勤教育長:「従来であれば登校刺激ということで、学校に来てもらうことで何らか策を取らないと何も解決策がなかったが、家にいながら多様な学びの場ができたということは、外とのつながりができたということで前向きになれる子どもが1人でも生まれるのではないかと期待している。学びって学校だけではないだろうという考え方がだんだん広がってきている。今回のroom-Kは、そのなかの大きな一つとして位置付けがされるのではないか」
「メタバース登校」に大きな期待を寄せています。また、ツイッターでも…。
ツイッターの声:「メタバースと不登校は絶対、相性良い」「これ普及したら逆に学校行かない子が増えない?」「多様な選択肢があるってめちゃくちゃ大事」
メタバースは不登校の子たちの「居場所」となるのか。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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