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“異常気象”で増える「規格外野菜」 あの手この手で活用する取り組み お寿司にクレヨンに|TBS NEWS DIG
猛暑や豪雨などの“異常気象”が続いた今年の夏。この影響で増えているのが、傷がついてしまったり形が不揃いになった「規格外野菜」です。スーパーなどでは販売しづらい、そうした野菜を捨てずに活用しようという取り組みが広がってきました。
都内の回転寿司店。定番のイクラの後に流れてきたのはオレンジ色のお寿司。その正体は…。
記者
「実はこちら、規格外のニンジンを使ったお寿司なんです」
「くら寿司」があすから販売するのは、形が不揃いの「規格外」のニンジンで作ったシートに包まれたお寿司です。
出荷できなくなったニンジンおよそ15万本を農家から仕入れ、シート状に加工。お酢で味付けをして、サーモンやアボカドの握り寿司を包んだものとなっています。
くら寿司広報部 岡本愛理さん
「SDGs商品として、意識が高い客や子どもにも食べてもらえるように工夫している」
こうした「規格外野菜」の活用、食べ物だけにとどまりません。
お絵描きを楽しむ子どもたちが使っているこちらのクレヨン。よく見ると、「りんご」や「きゃべつ」と書かれています。実はこちらも捨てられるはずだった規格外の野菜から作られたものなんです。
製作したのは、青森県でデザイン会社を経営する木村さん。例えば、「ねぎ」から作られたクレヨンは…。
mizuiro 木村七保子社長
「ネギは出荷時にカットする上の部分、そこを活用しているので少し色が薄めです。ネギが結構香りがするんですけど、強く画用紙などに擦ると、中からパウダーが出てネギの香りがふんわりと感じられる」
クレヨンの原料はすべて加工の際に捨てられる部分や傷がついて出荷できない野菜などです。農家から購入した野菜を粉末状にしてコメ由来の油などと混ぜ合わせ、クレヨンが作られます。原料はすべて食用のため、万が一、子どもが口にしてしまっても安全だといいます。
木村さんが「おやさいクレヨン」を作ろうと思ったきっかけは、農家の畑の隅に捨てられていた規格外野菜を見たことでした。
mizuiro 木村七保子社長
「どうしてニンジンが傷がついていたりとか、二股になっているとダメなのかなとか、素朴な疑問はあった」
「もったいないをなくしたい」という思いで開発した「おやさいクレヨン」。現在では、20種類以上が販売されています。
mizuiro 木村七保子社長
「捨てられるような野菜を使って商品をつくって、それを地域に還元していくビジネスまで成長させられたら」
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