離婚後の「共同親権」法制審 試案取りまとめ先送り(2022年8月31日)
離婚後も両親が子どもの親権を持つ「共同親権」の導入などを議論している国の法制審議会は30日、予定していた中間試案の取りまとめを先送りしました。
現在の民法では、離婚後の子どもについて、片方の親のみが親権を持つと定められています。
一方で、離婚後も両親が共同で親権を持つべきとの意見があることから、去年3月から法制審議会の部会で法改正などについて議論しています。
30日の会議では、「単独親権案」と「共同親権案」を両論併記した中間試案を取りまとめる予定でしたが、議論が熟していないとして先送りしました。
中間試案を巡っては、26日の自民党の法務部会で「両論併記は分かりにくい」などの反対意見が続出していました。
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