「通報すれば殺す」中国・河北省の女性暴行事件で男ら起訴 別の犯罪も次々発覚…犯罪グループと警察の癒着疑惑も|TBS NEWS DIG
中国の飲食店で客の女性が男たちから激しく暴力を振るわれた事件。国内で衝撃が広がりましたが、その後、犯罪グループの存在が明らかとなり地元警察との癒着まで発覚しています。
今年6月、河北省の串焼き店。男が座っていた女性の背中を触り抵抗されるや、突然殴りつけます。男たちの暴力はエスカレートし、女性4人がけが。このうち2人は頭の骨を折るなどの重傷を負いました。被害に遭った女性は…
被害を受けた女性
「緑の服を着た男が中に入ってきて、カウンターから戻ってきたときに私を触りました。それを止めようとしたら殴られました」
そして去り際、男たちが残した言葉とは…
被害を受けた女性
「複数の人が私たちを殴って、『警察に通報するな、さもないと殺す』といって逃げました」
当時、犯行の様子はSNS上で拡散。事件は注目され、国営中央テレビはきのう、捜査を振り返る番組を放送しました。そこには主犯格とされる男の自供の様子も。
主犯格とされる男
「(Q.当時何をしたのか)私たちは数人の女性を殴りました」
当初逮捕されたのは9人ですが、捜査の結果、10年前からの強盗や傷害、賭博など別の犯罪も次々発覚。関連する犯罪グループが摘発され、これまで28人が起訴されたということです。
また、犯罪グループと地元警察との癒着の疑惑も浮上。河北省当局は警察幹部8人について職権乱用や収賄行為があったとして厳しく処分すると発表しました。
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