全国の「待機児童」2900人余 1994年以来、過去最少 コロナ感染を懸念し保育所の利用を控えた保護者が増加|TBS NEWS DIG
保育園に入ることができない「待機児童」の数が全国で2900人余りとなり、過去最少を更新したことが分かりました。
厚生労働省によりますと、今年4月1日時点の全国の待機児童の数は2944人でした。前の年から2700人近く減り、統計を始めた1994年以来、過去最少となりました。
その理由について厚労省は、▽コロナへの感染を懸念して、保育所の利用を控えた保護者が増えたことや、▽少子化に伴い、利用する子どもの数が減ったことなどをあげています。
一方で、今後、女性の就業率の上昇や、フルタイムで働く共働き世帯の増加などで、再び保育所の申し込みが増える可能性もあるとして、厚労省は引き続き保育の受け皿整備を進めていくとしています。
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