「敵対感情あった」在日コリアンが住む京都・ウトロ地区の住宅などに放火 23歳男に懲役4年の判決 京都地裁｜TBS NEWS DIG
在日コリアンが多く住む京都府宇治市のウトロ地区の住宅に放火したなどの罪に問われた男に対し、京都地裁は求刑通り懲役4年の判決を言い渡しました。
判決によりますと、奈良県桜井市の無職・有本匠吾被告（23）は、去年8月、在日コリアンが多く住む宇治市のウトロ地区で空き家に火を放ち、家屋など7棟を全焼させるなどしたほか、名古屋市の韓国民団なども放火しました。
これまでの裁判で有本被告は起訴内容を認め、「韓国人への敵対感情があった」「ウトロ地区を不法占拠している」などと主張。
きょうの判決で京都地裁は、「特定の出自に対する偏見に基づくもので誠に独善的。不安をあおって世論を喚起するという動機は民主主義社会において到底許容できない」などとして、有本被告に求刑通り懲役4年の判決を言い渡しました。
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