IAEA事務局長 ウクライナ到着 今週中にザポリージャ原発現地調査を予定|TBS NEWS DIG
ウクライナ情勢です。相次ぐ砲撃で重大な原発事故への懸念が強まる南部ザポリージャ原発の状況を確認するため、IAEA=国際原子力機関の調査団がウクライナに入りました。
IAEAのグロッシ事務局長が率いる調査チームは29日、オーストリアのウィーンを出発し、ウクライナに入りました。週内にロシア軍が占領を続ける南部ザポリージャ原発を訪れる見通しです。
ロシア側はこれまでIAEAの調査について、軍の占領地域を経由して入ることを主張していたとみられていますが、ペスコフ大統領報道官は「調査団はウクライナの管理地域から入ることになる」としています。
一方、アメリカ・ホワイトハウスのカービー戦略広報調整官は、ロシアに対し、調査チームが安全で自由なアクセスを確保できるよう求めています。
続いて戦況です。ロシアが占領する南部ヘルソン州について、州知事顧問はウクライナ軍が奪還に向け反撃に出ていると明らかにしました。
ヘルソン州知事顧問
「我々の軍が戦闘の前線で反撃している」
攻撃によりロシア側の航空システムなどを破壊したということです。
これに対し、ロシア国防省は“ウクライナ軍は南部へルソンやミコライウ地域などで攻勢をかけようとした”としていますが、「ロシア軍の防衛により大きな損害を被り、攻撃は無残にも失敗した」と主張しています。
こうした動きについてアメリカ軍高官は、ここ数週間、ウクライナ側がへルソン周辺で少しずつ攻勢を強め、この週末に攻撃が増えたことを認めています。ただ、ウクライナ側の「反撃開始」と言えるかは「わからない」としていて、実際の状況は不透明です。
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