上皇后 美智子さま 宮内庁病院に 「深部静脈血栓症 末梢型」とは |TBS NEWS DIG
上皇后・美智子さまは、右のふくらはぎの静脈に血栓があるという診断を受けたため、きょう午前、宮内庁病院で検査を受けられました。
会釈をしながら皇居にある宮内庁病院に向かわれた上皇后・美智子さま(87)。
宮内庁によりますと、上皇后さまは6月から健康診断を受けていて、右のふくらはぎの筋肉の中にある静脈に血栓がみつかり、先週、「深部静脈血栓症 末梢型」と診断されました。
きょうは宮内庁病院で経過観察のための検査を受けられたということです。
「深部静脈血栓症 末梢型」とは、どのような病気なのでしょうか。
つくば血管センター 岩井武尚センター長
「下肢(膝から足首)の筋肉の中に血栓ができてしまったのが深部静脈血栓症。血栓は動けば自分の力で溶ける。一番基本になるのは、足を動かすことですね」
医師は、血栓が増大したり、肺に移動したりして重症化するのを防ぐために、超音波検査での経過観察が重要だと話します。上皇后さまは現在、薬を飲んでおらず、水分を多めにとり、適度にふくらはぎを動かす運動をして、普段通りの生活をおくられているということです。
上皇さまも先月、東大病院で心臓の右側の弁が閉じにくくなることによる「右心不全」と診断され、薬の服用を続けられています。
上皇ご夫妻の側近は、「ご夫妻は、お年を召されたため健康面で注意をして、お過ごしいただかないといけない状況にある」と説明しています。
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