師走の風物詩「吉例顔見世興行」を前に『まねき書き』 ヒノキの大看板に歌舞伎役者の名前を書き入れる
京都の師走の風物詩「吉例顔見世興行」を前に、歌舞伎役者の名前を看板に書き入れる「まねき書き」が8日行われました。
吉例顔見世興行は、東西の人気歌舞伎役者が京都の南座に出演する師走の恒例行事です。その興行に出演する役者の名前が書かれた「まねき看板」は、長さ約1.8メートルのヒノキの大看板で、南座の正面に掲げられます。
「まねき書き」は「勘亭流」と呼ばれる丸みを帯びた独特の書体で、隙間なく役者の名前を書き入れることで劇場が隅々まで大入りになりますように、という願いを込めています。顔見世興行は12月1日が初日で「元禄忠臣蔵」などが上演されます。
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