緑色の川から発色剤の成分 入浴剤などに使用 何者かが粉末を故意に投棄したか 奈良・生駒市
5日、奈良県生駒市の川が緑色になった問題で、川の水から入浴剤の発色などに使う成分が検出されました。
5日、生駒市を流れる「モチ川」とその下流の「竜田川」が5キロ以上にわたり、緑色に染まっているのが確認されました。
「モチ川」の壁面などには、水をかけると緑色に変色する赤い粉末が残っていて、県が川の水を調べた結果、入浴剤や蛍光ラインマーカー、水漏れの調査などに使われる発色剤の成分が検出されたことが分かりました。この成分は健康への影響はないということです。
中野颯大記者「けさの川の様子をご覧ください。きのう緑色に染まっていた同じ川、きょうは本当にきれいに透き通った水が流れています」
県や市の職員は6日、川の安全性に問題がないことを確認し、農業用水で使うことを控えるよう呼びかけていた注意を解除しました。
周辺では、水漏れの調査を行う予定などはなかったということで、警察は、何者かが粉末を故意に投棄したとみて調べています。
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