南米入植地開発の会合・ネパールでの国際会議にも…山際大臣に新たな“接点”か(2022年8月23日)

南米入植地開発の会合・ネパールでの国際会議にも…山際大臣に新たな“接点”か(2022年8月23日)

南米入植地開発の会合・ネパールでの国際会議にも…山際大臣に新たな“接点”か(2022年8月23日)

旧統一教会と政治との関係に注目が集まるなか、閣僚に“新たな接点”が浮上しています。

番組が入手した1枚の写真に写っていたのは、山際経済再生担当大臣とみられる人物です。この写真は、2019年10月、旧統一教会の関連団体の会合に出席していた人が撮影したものです。

場所は、東京都内ホテルの宴会場。ホームページを見てみると、壁のデザインは、写真とほぼ同じように見えます。出席者に配られたという式次第にも、山際大臣の名前がありました。後援は『世界平和統一家庭連合』とあります。主催者は、南米などに入植地を建設する、教会のプロジェクトを手掛ける団体です。
別の出席者:「会合は会食を伴う懇親会だった。当日、山際氏が会場の通路側の席に座っていたのは覚えている」

これまで山際大臣は、2013年の会費支出と、2018年の会合への出席を認めています。ただ、公表は留任が決まった後でした。

会合に出席していたのでしょうか。山際大臣の事務所に確認を求めました。
山際事務所の回答:「事務所で調べたところ、ご指摘のイベントに出席したことを示すような資料がなかったため、当該イベントへの出席は確認ができませんでした」

さらに、2016年にネパールで開催されたイベントにも出席していたのではないかとの指摘もあります。会議に出席したタイの議員の報告書には『ヤマギワ』という名前があり、写真にも似た人物が写っています。

山際大臣の事務所に確認したところ、ネパールの視察は認めたものの、会議への出席については、こう答えました。
山際事務所の回答:「事務所にはご指摘の会議に関する資料がなかったため、会議への出席については確認できませんでした。いずれにしても、当該団体とは一切関係を持たないことを改めて申し上げます」

岸田総理は、過去の関係について丁寧な説明を求めています。野党も同じく説明を求めています。
立憲民主党・大串博志衆院議員:「現職閣僚として極めて問題、大きいと思います。岸田総理が政府内・閣僚に対して、説明責任を果たせと言っているにもかかわらず、果たしていない。これは内閣として、一体、どうなってるんだと指摘せざるを得ない」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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