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「2倍恐ろしい」ザポリージャ原発の対岸の街では「毎晩砲撃」|TBS NEWS DIG
ロシア軍によるウクライナ侵攻開始からあすで半年。ロシア軍が占領し、周辺で攻撃が相次ぐザポリージャ原発の対岸の街にJNNが入りました。毎晩のように砲撃を受けています。
22日、ザポリージャ原発の対岸のニコポリに入ったJNNの取材チーム。
記者
「ロシア軍が占領し、世界の懸念となっている、まさにそのザポリージャ原発が対岸ですけれども、目の前と言っていいところに見えています」
カメラは、ロシア軍が支配するザポリージャ原発をとらえました。原発まで5キロほど。撮影が許されたのは、ほんの数分で緊張の度合いが伝わってきます。
対岸のここ、ニコポリ市ではウクライナ侵攻が始まってから警戒レベルが上がっています。
市の非常事態担当者 マキシム・コステュルキンさん
「侵攻が始まって以降、放射線測定を頻繁に行うようにしました。1時間ごとです。以前は4時間ごとでそれが標準でした」
放射線レベルに異常はありません。
一方、先月中旬から激しくなっているのが砲撃です。
記者
「川の対岸に見えるのが、ロシア軍の支配地域です。そして、あそこから砲撃が行われています。ここも着弾跡の1つです。そして皮肉なことには、第二次大戦のソ連軍の勝利を祝うモニュメントです」
取材に入った前の日の夜も42発の着弾が確認されました。
最上階の住民
「廊下に飛び出して、そこから地下室に駆け込みました。ここは、私たち一般市民が住むただの住宅です」
人道支援物資の倉庫になっている学校でも。
教師
「原発のある街の方向から攻撃が行われているので、2倍恐ろしいです。何が起こるかわかりません。何かあったら…」
記者
「今、市役所に着いて、これから市長さんのインタビューというところで空襲警報が鳴ったので、とりあえずはシェルターに行くということになります」
市長は、ロシア側の砲撃は無差別だと非難しました。
ニコポリ市 オレクサンドル市長
「ロシア軍が何をしたいのかわかりません。所かまわず砲撃しています」
市役所の廊下には、国外に出るため手続きに来た人たちの列。10万6000人の市民の半分以上が街を離れたということです。
一方で、残る人たちもいます。
前日夜の攻撃で家が全焼したウラジーミルさん(68)。逃げないのか、と聞いてみると。
ウラジーミルさん
「私はどこにも行きません。もう歳だからね。銃を持っているから、誰か来たら撃ち殺します。最後まで戦う。武器がなかったら、噛みついてやる」
ロシア軍の侵攻が始まって半年。ニコポリに残る住民たちは眠れない夜を過ごしています。
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