「反省しております」萩生田氏、旧統一教会系の施設“可能性認識したうえで訪問” 団体に9万円支出も明らかに

「反省しております」萩生田氏、旧統一教会系の施設“可能性認識したうえで訪問” 団体に9万円支出も明らかに｜TBS NEWS DIG

旧統一教会と政治の問題で新たな事実です。自民党の萩生田政調会長は、今年6月に「旧統一教会系の団体」である可能性を認識した上で、関連施設に訪問したことを認めました。

自民党萩生田光一政調会長
「八王子の子安町にある施設でありまして、そこを生稲さんと訪問しました。お邪魔することは私が了解して行きました」

参院選を控えた6月、当時候補者だった生稲晃子氏とともに地元、東京・八王子の旧統一教会の関連施設を訪問したと明らかにした萩生田政調会長。

自民党萩生田光一政調会長
「私自身は女性連合の皆さんの集まりだという認識で行きましたけど、生稲さんは存じ上げなかったと思います」

萩生田氏自身は旧統一教会系の団体である可能性を認識しつつ、直接確かめなかったとしています。

自民党萩生田光一政調会長
「正直申し上げて、その団体と（旧）統一教会の関係というのは名称は非常に似ていますので、そういう思いはあったんですけれども、あえて触れなかったというのが正直なところです」

また、萩生田氏は、自身の資金管理団体などが旧統一教会系の団体に対して会費あわせて9万円を支出していたことを認めました。団体が行っていたチャリティーパーティー参加費として支払ったとしています。

萩生田氏は「少し思いが足りなかったというふうに反省をしております」としたうえで、今後、旧統一教会と「一線は画していく」と強調しました。一方、これに先立ち生稲氏は…

自民党生稲晃子参院議員
「その施設でも自分のいつも街頭演説でお話させて頂いていることをお話ししたと記憶しています」

生稲氏は、関連施設だとわかったのは「最近のこと」だと述べ、当時は認識していなかったと明かしました。

こうした中、旧統一教会をめぐる被害者救済に対応する「関係省庁連絡会議」の初回の会合が開かれました。悪質商法に焦点を当て、被害者を救済する仕組みづくりを速やかに進めることを目的とし、救済の対象者は信者や元信者だけでなく2世信者も対象として検討しているということです。

日に日に明らかになる旧統一教会と政治の問題、収まる気配はありません。

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