“シン・どげんかせんといかん”東国原氏 16年ぶり宮崎知事選へ「プレゼンス上げる」(2022年8月18日)

“シン・どげんかせんといかん”東国原氏 16年ぶり宮崎知事選へ「プレゼンス上げる」(2022年8月18日)

“シン・どげんかせんといかん”東国原氏 16年ぶり宮崎知事選へ「プレゼンス上げる」(2022年8月18日)

 16年ぶりの再出馬となった東国原英夫さん(64)。宮崎県知事選挙への立候補を表明した17日の会見では、新たなキャッチフレーズも飛び出しました。

■「どげんかせんといかん」知事初当選時に話題

 東国原英夫氏:「今年12月に告示されます、宮崎県知事選に出馬をさせて頂くという、決断をさせて頂きました」

 2006年に、初めて出馬表明をした時と、同じ会場で行われた出馬会見。多くの報道陣を前に、およそ1時間半にわたり、宮崎への思いを語りました。

 東国原氏:「コロナとかウクライナ問題、物価高騰の問題等々で、疲弊した地方の経済を回復させないといけないと強く思いました」

 東国原さんと言えば、知事に初当選した際に話題となった言葉が、「どげんかせんといかん」です。

 このキャッチフレーズは、流行語大賞に選ばれ「東国原人気」は“うなぎ上り”に。宮崎県産のマンゴーを自らPRして歩き、知名度は急上昇しました。

■都知事選は惨敗…衆院選は当選も 1年で辞職

 知事在任中の支持率も驚異の94%と、県民の心をガッチリとつかんでいました。

 2009年には、当時の自民党・古賀選対委員長から直接、衆院選への出馬要請が行われます。しかし…。

 東国原知事(当時):「次期総裁選を、あるいは次期総裁候補として、次期選挙を戦うお覚悟はあるかどうかというのをお聞きしました」「(Q.総裁選の意味が分からない…)私が次期総裁候補として、次の選挙を自民党さんは、お戦いになるお覚悟はあるかお伺いしました」

 この発言が自民党内で反感を買い、結局、2011年1月の任期満了まで知事を務めました。その直後、今度は、都知事選への出馬を表明します。

 東国原氏(2011年):「この度、東京都知事選に立候補させて頂くことになりました、東国原でございます」

 ところが、結果は石原慎太郎氏に惨敗。続いて2012年の衆院選では、日本維新の会から出馬。見事、当選を果たしますが、翌年12月に離党して議員を辞職します。

■「シン・どげんかせんといかん」地元有権者は…

 そんななかで決めた、16年ぶりの県知事選への再出馬。その理由については、次のように述べました。

 東国原氏:「一番やりたいことは、まず宮崎のプレゼンスを上げる。宮崎の存在感を上げる、知名度を上げる」

 会見では、「どげんかせんといかん」に続く、新たなキャッチフレーズも明らかにされました。

 東国原英夫氏:「確認段階の選挙カーでは…『シン・どげんかせんといかん』にしてあります。シンというのは“新しい”とか“深める”とか、色々な理由があるみたいですけど、『シン・どげんかせんといかん』に、とりあえずしています」

 今回の出馬表明に宮崎県の有権者は、次のように話します。

 有権者:「とても期待しています。また宮崎が活性化できればいいなと。前回のように、宮崎が全国に打ち出していけることを期待します」「宮崎を全国に広めてくれたという、感謝はすごいあります。あのタイミングでやめていかれて『あぁ~』というところで。ちょっと半々くらいです」

■現知事「今さら?」 東国原氏「最後のチャンス」

 一方、今回の選挙では4期目を目指す意向を示している現職の河野俊嗣知事は、次のように話します。

 宮崎県・河野俊嗣知事:「一言で言うと『今さら?』という感じが非常に強いです。12年も経った今、なぜ今なのか。今さらという感じが非常に強い」

 東国原氏:「最後のチャンスを頂けるのかどうか分かりませんけども。全力で県民の皆さんのために取り組んで、そして頑張っていきたいという決意でおります」

(「グッド!モーニング」2022年8月18日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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