森英恵さんが死去 服飾デザインで世界的に活躍(2022年8月18日)
世界的なファッションデザイナーの森英恵さんが亡くなりました。96歳でした。
事務所によりますと、森さんは9日に容体が悪くなり、11日、東京都内の自宅で亡くなりました。
森さんは島根県生まれで、1951年に東京で洋裁店を開業し、映画衣装などを手掛けました。
蝶をあしらったデザインで知られ、皇后・雅子さまのご成婚時のローブデコルテやバルセロナオリンピック日本選手団のユニフォーム、日本航空の客室乗務員の制服なども手掛けました。
1977年にはパリのオートクチュール組合に日本人として初めて加入し、1996年には服飾デザイン分野で初の文化勲章を受章しました。
1989年と2002年にはフランスのレジオン・ドヌール勲章を受章しています。
葬儀は、近親者で済ませたということです。
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