遺伝子操作のブタの心臓をヒトに移植 米大学(2022年1月11日)

遺伝子操作のブタの心臓をヒトに移植 米大学(2022年1月11日)

遺伝子操作のブタの心臓をヒトに移植 米大学(2022年1月11日)

 免疫の拒否反応が起きないよう遺伝子操作されたブタの心臓をヒトに移植する手術が世界で初めて成功したとアメリカの大学が発表しました。

 アメリカのメリーランド大学は10日、史上初めてブタの心臓をヒトに移植する手術が成功したと発表しました。

 移植を受けたのはメリーランド州在住のベネットさん(57)で、医師が病状などを診断し、ヒトの心臓ではなく、遺伝子操作されたブタの心臓を使って移植手術を行ったということです。

 術後3日間の経過は良好で、遺伝子操作された動物の心臓がヒトの体内で機能し、免疫の拒否反応を起こさなかったのは初めてだということです。

 アメリカでは11万人が臓器移植を待っていますが、年間6000人以上が移植する臓器が得られずに亡くなっているとされています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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