【話題】車内で「ローストビーフ」…“熱中症の危険”動画で警告(2022年8月17日)

【話題】車内で「ローストビーフ」…“熱中症の危険”動画で警告(2022年8月17日)

【話題】車内で「ローストビーフ」…“熱中症の危険”動画で警告(2022年8月17日)

 熱中症の危険を分かりやすく伝えた動画が話題です。

■車内で肉の温度…2時間後“65℃超”

 動画を撮影した「ホルモンしま田」店主:「こんな暑い夏の日に、車の中に子どもやペットを置いたままにする事件が毎年、後を絶ちません。きょうは、本当に(熱中症など)車の中の危険性を伝えたい」

 群馬県内にある焼肉店が制作した検証動画です。撮影されたのは先月2日で、当日の前橋市の最高気温は38.2℃でした。

 検証は、下味を付けた牛のもも肉をアルミホイルで包み…。

 店主:「(車の室温が)やばいね…。では、ここら辺で肉を投入します」

 肉が置かれたのは、車のダッシュボード。冷房を止め、窓を閉め切った車内で、肉の温度がどれぐらい上昇するかというものです。

 車内の温度はじわじわ上昇。それに合わせて、冷蔵庫から出した時は12℃だった肉の内部の温度も、開始1時間で43℃。2時間経つと、なんと65℃を超えました。

 店主:「アルミホイルから、湯気が立っているような状態だった。もし、これが車の中に子どもとか、ペットが取り残されたということを考えると、正直ゾッとした」

■店主「一件でも事件・事故が減れば」

 この動画は62万回以上再生されていて、見た人からは「夏の車内放置がどんだけ笑えないか1発で見て分かる」「夏の車内の暑さの危険性を伝えるのに、これほど説得力ある検証はない」といったコメントが寄せられています。

 アルミホイルから出した後、表面だけ軽く火であぶりましたが、店主によると、肉は中までしっかりと熱が通っていて、食べることができたということです。

 店主:「(動画を公開することで)一件でも、今まで起きていたような事件や事故が減れば良いなと思う」

 ただし、これは正しい肉の調理法ではなく、食中毒の危険もあるため、マネはしないでほしいとも話しています。

(「グッド!モーニング」2022年8月17日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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