“危険運転”適用を…194キロ死亡事故で遺族訴え(2022年8月15日)

“危険運転”適用を…194キロ死亡事故で遺族訴え(2022年8月15日)

“危険運転”適用を…194キロ死亡事故で遺族訴え(2022年8月15日)

 「危険運転致死罪」の適用を求めているのは、出血性ショックで死亡した小柳憲さん(当時50)の姉です。

 死亡した小柳憲さんの姉:「この(時速)194キロって、危険じゃないですか?」

 去年2月、大分市で当時19歳の少年の運転する車が、法定速度を大幅に超える時速およそ194キロで走行、対向車線から交差点を右折しようとした小柳さんの車に衝突しました。

 前方が原形をとどめないほど潰れた車は、事故の衝撃の大きさを物語っています。

 しかし、大分地検は「危険運転致死罪」での起訴を見送り、より刑の軽い「過失運転致死罪」で元少年を起訴しました。

 死亡した小柳憲さんの姉:「(時速)何キロだったら危険なのかなって…過失であることがおかしい」

 遺族は弁護士を通じて、福岡高等検察庁や最高検察庁に上申することも検討しています。

(「グッド!モーニング」2022年8月15日放送分より)
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