“台風8号”お盆の関東横断…海の家「数百万円損失」静岡では3000世帯に“避難指示”(2022年8月15日)
台風8号が関東を横断し、土砂災害や浸水被害が相次ぎました。お盆の土曜日と重なったことで、「数百万円の損失が出た」と嘆く海の家もあります。
■「台風8号」関東直撃…各地で被害相次ぐ
台風にもかかわらず、渋谷には多くの人がいます。吹き荒れる強風が、次々と傘を壊しました。駅では多くの人が屋根の下に避難し、雨宿り。
台風8号は、関東を直撃しました。
本来なら稼ぎ時になるはずのお盆休み、神奈川県の海水浴場からは嘆く声が聞こえました。
海の家オーナー:「200万~300万円の損失になるんじゃないですか。正直、厳しいですよね。もう倒産の危機ですよ」
さらに、別の海水浴場では、海水浴場の入り口に設置されたゲートが倒され、付近の海の家も壊れてしまっています。
千葉駅の商業施設では、止水板を設置し、台風による浸水を警戒していました。
千葉県では、複数の道路が冠水し、車が立ち往生しました。
撮影者によりますと、午後7時半ごろから急に雨脚が強くなり、あっという間に冠水状態になったということです。
■静岡 3000世帯に避難指示…土砂で建物倒壊
映像は台風8号が上陸した、13日午後5時半ごろの静岡県伊豆半島です。
静岡県内では、台風による被害が相次ぎました。
静岡市葵区梅ケ島では、土砂崩れのため5世帯が孤立状態となりました。
静岡県内では、14日の朝も局地的に強い雨が降り、伊豆半島の松崎町では、集落を流れる太田川の水があふれ、住宅や店舗が浸水。一時、およそ3000世帯に避難指示が出されました。
住民:「(雷とかが)朝5時くらいから。結局2時間くらい降り続いたかな」「(Q.水が上がってきたのは何時ごろ?)7時ごろです」「(Q.家の中は大丈夫ですか?)うん」
松崎町では、土砂で建物が倒壊。ただ、廃業した民宿だったため、けが人はいませんでした。
濁流となった川の水は、勢いよく海に流れ出て、本来、青くきれいな水が茶色く濁りました。
■きょうも大気不安定 大雨に警戒
大雨による被害は、台風が直撃していない地域でも出ています。
秋田県由利本荘市では、裏山が崩れ、住宅の中にまで土砂が流れ込みました。
依然として、全国で大気の不安定な状態が続き、15日は北日本や北陸で大雨に警戒が必要です。
(「グッド!モーニング」2022年8月15日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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