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東北で記録的な大雨 片付け追い付かず廃業を検討する旅館(2022年8月13日)
13日、記録的短時間大雨情報が発表された石川県。泥水と化した雨水が、勢いを増して斜面をくだっていきます。
そして夕方、大雨洪水警報が出された富山市。市内各地で道路が冠水。こちらでは、増水した川の水が用水路に流れ込み、いまにも溢れそうな状態に。
動画を撮影した男性
「流れている川はいわゆる用水路なんですけど、1時間足らずで川があふれて。田んぼに使う用水路ですから、普段はぜんぜん穏やかな流れですよ。実際、私はこの場所に30数年住んでいて、記憶の限りで2回目ですね」
前線の影響で記録的な大雨が続く東北地方。13日も再び猛烈な雨が降りました。降り始めからの雨量が300ミリを超えている秋田県・大館市では、橋が崩落しました。
近隣住民
「72年生きてきて初めてこういう状況をみました」
市内を流れる米代川は水が溢れ、道路や田んぼが水に浸かっています。
農家の男性
「もう全滅だな。もう8月で3回目だから、どうなるか分からない」
13日、3時間雨量が100ミリを超え、観測史上1位を記録した秋田県・五城目町では町の一部に警戒レベルで最も高い「緊急安全確保」が出されました。
伊藤健太郎ディレクター
「秋田県・五城目町です。裏の川が氾濫した影響でこの辺りの道路一帯が冠水しています」
大雨の影響で町内の住宅など186棟が浸水しました
大雨で孤立した男性
「町の防災警報が鳴ったときは、もうすでに遅しって感じで家の前が川になっていてもう動けない状態」
こちらの男性は、家の中まで浸水し、一時、身動きが取れなくなったといいます。
大雨で孤立した男性
「息子が来たときは、車で来て家まで入ったんです。それからもう何分かの間に車がもう動けなくなった状態。もう(水が)一気に来てしまいました」
五城目町で酒屋を営む男性も店内が浸水し、避難する余裕がなかったといいます。
酒屋の店主
「町の避難勧告が出た時点ではもう幹線道路には水が冠水していて、避難の余地なかった、町の消防に連絡をして、2階に避難するとかそういう感じでしたね」
秋田を含む、東北では9日から10日にかけて記録的な大雨が降ったばかりで、停滞する前線の影響で長雨となっています。秋田県・八峰町八森では9日から10日までの24時間雨量が観測史上1位の202ミリを記録。道路などが冠水しました。連日降り続く長雨の影響で住民たちは、排水作業などを行っています。
近隣住民
「これだけ降ると、どうしても排水の量が小さい。雨量の方が大きいからこうなっちゃうでしょ」
こちらの家も浸水し、泥水で汚れた畳やベッドなどを運び出す作業しています。片付け作業をしていると、再び雨が…こうした状況が何日も続いているといいます。長雨の影響は役場にも…
五城目町総務課 伊藤敏和課長
「今回は非常に雨の状況が長いのと、その状況がずっと同じ状況が続くわけじゃなくていったん良くなったり、悪くなったりという状況が続いています」
雨が降ったりやんだりしているため気象庁の雨雲のレーダーをこまめに確認しながら、避難指示を出すかなどを決めているという五城目町の職員。連日、夜遅くまで対応に追われています。
青森県・鰺ケ沢町では、降り始めからの雨量は340ミリを超え、8月1カ月分の2倍以上の雨が降りました。
こちらの旅館は9日に近くの川が氾濫。宴会場として使用していた1階の大広間は浸水し、カーテンには泥水の跡が…。玄関のドアも開かなくなり、窓から避難したといいます。
尾野旅館女将 尾野信子さん
「玄関が開かないので、ここを開けて消防署の方が2人が私を支えて(くれた)。水の圧力ってすごいんだね、足が動かないもん」
9日以降も断続的に雨が降り続いているため、片付け作業もなかなか進みません。今は夏休みシーズンということもあり、8月は40件ほど予約が入っていましたがすべてキャンセルとなりました。
尾野旅館女将 尾野信子さん
Q.これだけの被害を直すのは?
「無理無理、お金借りてまた直したりするんだったらやめた方がいいよとか、言われた。あと少しやりたかったの。そしたらこんなことになっちゃって、困ったもんだね」
長い時間、雨が降り続けると土の中に水分が蓄積され、土砂災害なども懸念されています。専門家は避難の判断の難しさを指摘します。
静岡大学防災総合センター 牛山素行教授
「長雨の場合、難しいのはよく降り始めからの雨量ということを言うんですけど、単純な降水量でみるのではなくて、洪水キキクル、土砂キキクルみたいなそれぞれの地域にとって大変になっているかどうかを示すような情報を見ていただくのが一番の近道かなと思いますね」
サタデーステーション 8月13日OA
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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