【委託料“詐取”の疑い】別の自治体でもワクチン接種装ったか 医師を再逮捕へ
新型コロナのワクチンを接種したように装って、自治体から委託料をだましとったとして医師の男が逮捕された事件で、警視庁は、男が別の自治体からも委託料をだましとったなどの疑いが強まったとして、3日にも再逮捕する方針を固めたことが分かりました。
この事件は東京・北区にある「王子北口内科クリニック」の院長で医師の船木威徳容疑者が去年、札幌市の家族3人に新型コロナのワクチンを接種したように装い、接種委託料をだましとったとして先月逮捕されたものです。
その後の捜査関係者への取材で、船木容疑者が去年、愛知県の40代の女性とその娘2人にもワクチンを接種したように装い、接種委託料およそ1万4000円をだましとった疑いが強まったとして、警視庁が3日にも再逮捕する方針を固めたことが分かりました。船木容疑者と女性は投資セミナーで出会ったとみられています。
船木容疑者は、これまで実際には打っていないのに、「さまざまな人に頼まれてワクチン接種済証を作った」「ワクチンを打ちたいという人が来たら注射器に生理食塩水を入れて打ったことがある」などと供述していました。
(2022年10月3日放送「Oha!4」より）
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