北九州・旦過市場の大規模火災 鎮火に約22時間 なぜここまで時間が…(2022年8月12日)
なぜ22時間で鎮火、2つの問題点が…。
10日、北九州市の「旦過市場」で発生した大規模火災。2000平方メートルが燃え、およそ30店舗が被災したとみられます。
小倉昭和館・樋口智巳館主:「信じられないの一言。悪い夢なら覚めてほしい」
火は発生からおよそ22時間後の11日午後7時に消し止められました。
旦過市場では今年4月にも、同様の火災が発生。がれきの撤去が今月13日に完了する予定でした。
なぜここまで鎮火に時間がかかったのか。専門家は2つの問題を指摘します。
元麻布消防署署長・坂口隆夫氏:「屋根ですよね。映像を見る限りトタン張りの屋根が多く見受けられた。トタン張りは火が上に抜けない。抜けないということは(火が)横へ横へと拡大してしまう」
さらに、消火設備についてもこんな指摘が…。
元麻布消防署署長・坂口隆夫氏:「仮に(火災が)発生しても消火器等が備えられていて初期消火をすれば、場合によってはぼや火災で終わっていたかな。4月の火災の教訓が生かされていたのか」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く