【旦過市場”火災”】延焼スピード速く放水届かず 福岡
福岡・旦過市場で起きた大規模火災で、火元とみられる飲食店の関係者は「使用済みの天ぷら油に処理剤を入れ、加熱したまま置いていた」と話しているということです。また地元消防局の担当者は、建物のある特徴から、火に水がなかなか届かない状況だったと説明しています。
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10日夜、福岡・北九州市の旦過市場で発生した大規模火災は、激しい火の手に為す術がありませんでした。
日付が変わっても火の勢いは衰えず、鎮火したのは11日午後7時ごろ。「天ぷら油に火が入った」との119番通報から、約22時間後でした。
消防によりますと被害は30店舗ほどで、約2000平方メートルが焼けたとしています。
12日午前10時前から、警察と消防による実況見分が行われ、被災した店舗の写真を撮影などが行われました。
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なぜ、これほどまでに燃え広がったのか――そのワケが見えてきました。
捜査関係者によると、火元とみられる飲食店の関係者は「使用済みの天ぷら油に処理剤を入れ、加熱したまま置いていたところ、炎が上がった」と話しているということです。
12日午後に取材に応じた北九州市消防局の担当者は「建物が木造密集地の古い建物ということで、さらに外壁・屋根がトタンで覆われているということで、なかなか火に水が届かない状況でした」と説明。木造の建物は延焼スピードが速く、トタンの屋根や看板に阻まれ、放水がなかなか届かなかったと説明しています。
警察と消防は、さらに詳しい状況を調べる方針です。
(2022年8月12日放送「news every.」より)
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