「イルカに噛まれた」海水浴で被害続出 現れても近寄るのはキケン(2022年7月26日)

「イルカに噛まれた」海水浴で被害続出 現れても近寄るのはキケン(2022年7月26日)

「イルカに噛まれた」海水浴で被害続出 現れても近寄るのはキケン(2022年7月26日)

 海水浴場に突如現れた野生のイルカはなぜ人を襲うのでしょうか。

 イルカが海水浴場の浅瀬にまで現れたら…。うれしくなって、思わず触りに行ってしまうという人もいるかもしれません。

 このようにおとなしければいいのですが、しかし相手は野生のイルカです。

 アジア動物医療研究センター・センター長、パンク町田氏:「シカが寄ってきたらよけるでしょ。それと同じ。何をしてくるか分からないのでそばに寄っちゃだめ」

 実際、ここ数日、海水浴客がイルカにかまれ、けがをしたという報告が相次いでいます。イルカが人を襲う理由とは。

 これまで一度もイルカが現れたことなどないという福井市の海水浴場で、頻繁に目撃されるようになったのは3カ月ほど前から。

 種類は「ミナミバンドウイルカ」とみられています。

 今月8日の海開きから福井市は“ある対策”を取ってきました。

 イルカが苦手にしている超音波発信装置の設置です。

 1個10万円ほどするこの超音波発信装置を「鷹巣海水浴場」に4台用意し、ブイに付けてイルカが近付かないことを願っていました。

 ところが、14キロほど離れた市内のもうひとつの海水浴場「越廼海水浴場」の方にイルカは現れたというのです。ここで数人がけがをしたことが確認されました。なぜ人を襲うのでしょうか。

 アジア動物医療研究センター・センター長、パンク町田氏:「人間にちょっかいを出すということは興味を持っている」

 市は26日、越廼海水浴場にも超音波発信装置を設置しました。

 アジア動物医療研究センター・センター長、パンク町田氏:「(Q.かまれたら?)細かい滑り止めの歯がいっぱい生えている。かまれたときに手を引くと結構切れる。結構な裂傷を負ったりしますので危険」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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