西側からの厳しい制裁下…ロシアとイランが急接近(2022年8月10日)
ウクライナへの侵攻が長期化するなか、ともに西側からの厳しい制裁下にある、ロシアとイランが急接近しています。
アメリカCNNテレビは9日、ロシアがイラン製のドローンの運用に向けた訓練を始めたと報じました。
高精度の誘導ミサイルを搭載できるとされ、ウクライナの戦線に投入するとみられます。
また、9日にはロシアの国営宇宙企業「ロスコスモス」がイランの偵察衛星を載せたロケットを打ち上げました。
ワシントンポスト紙は、衛星は数カ月はロシアが活用する計画だと報道。ウクライナでの戦闘に使われる疑いが指摘されています。
ロシアメディアによりますと、先月にはロシアとイランはロシアの航空機の修理などをイランが行う協定を結んだということです。
ロシアは特に制裁で入手が困難になる兵器や精密機器などをイランに頼る形となっています。
一方、ロシアは欧米に代わる石油の新たな買い手を探していて、イランの市場を圧迫しつつあり、エネルギー市場では競合関係にあります。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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