『生徒をバス内に長時間』保護者が重い処分を要求 学校側「外の方が…と声かけた」(2022年8月9日)

『生徒をバス内に長時間』保護者が重い処分を要求 学校側「外の方が…と声かけた」(2022年8月9日)

『生徒をバス内に長時間』保護者が重い処分を要求 学校側「外の方が…と声かけた」(2022年8月9日)

大阪府泉大津市の中学校で、修学旅行中に生徒2人を暑いバスの中で長時間待機させたとして、保護者が校長らに重い処分を科すよう求めました。

 (女子生徒の保護者)
 「私は体罰教師だとはっきりと思っています。(娘は)“バスの中でこのまま死ぬんやと思った”と言っていました」

 保護者によりますと、泉大津市の市立中学校に通う3年の女子生徒と男子生徒は今年6月、修学旅行で訪れた岐阜県高山市で2時間半にわたりバスの中で待機させられたということです。女子生徒がこの日の朝、宿泊先の部屋を抜け出して男子生徒の部屋の中にいたため、他の生徒らが修学旅行の課外活動中、教諭が2人にバスに残るよう指示したということです。

 この日の高山市の最高気温は35.7℃でしたが、バスのエンジンは切られ、冷房もかけられていませんでした。女子生徒は帰宅後、食欲がないなど熱中症を疑わせる症状があったということです。

 一方で学校は配慮が足りなかったと謝罪しましたが、生徒の体調管理には気を遣っていたと話しています。

 (泉大津市の市立中学校の教頭)
 「その待機場所についてはもちろん教員もついておりますし、生徒には外の方が風もあるし涼しいよと声かけした一方、(生徒は)『いらん、バスにおる』と」

 校長は今年7月に市教委から厳重注意処分を受けましたが、生徒の保護者はさらに重い処分を求めています。

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