人事大詰…萩生田氏を政調会長 遠藤氏を総務会長 森山氏を選対委員長に起用の方針 その狙いは?|TBS NEWS DIG
あす行う内閣改造・自民党役員人事が大詰めを迎えています。岸田総理は安倍元総理の最側近のひとりである萩生田経済産業大臣を自民党の政調会長に起用する方針を固めました。その狙いとは?
岸田総理
「難局突破のために、政府・与党の結束がこれまで以上に重要であります。今回の内閣改造はこの認識のもとで行うものと考えています」
岸田総理は午後、長崎市で記者会見し、新型コロナや外交安全保障など「戦後最大級の難局に直面している」と話し、「政府与党の連携がこれまで以上に重要」と強調しました。
複数の政府・自民党関係者によりますと、岸田総理は安倍元総理の最側近のひとりである萩生田経産大臣を自民党の政調会長に起用する方針を固めたということです。萩生田氏はきのうの会見で、次のように話していました。
萩生田経済産業大臣
「当然継続してやっていくことが望ましいんではないかと私は僭越ながら思ってますし、一部報道で骨格は維持すると出ていて、俺は骨格じゃなかったのかという、そんな思いもございます」
萩生田氏は経産大臣留任に強い意欲を示していました。岸田総理が最大派閥・安倍派の後継候補のひとりでもある萩生田氏を自民党の政策責任者に起用する理由について、政府関係者は「課題山積の中で、幹事長とともに党内をまとめる腕力が必要だ。物価高対策、防衛力の強化など重い課題に政府・与党一体で取り組む姿勢を明確にする」と解説しています。
また、岸田総理はこれまでに麻生副総裁や茂木幹事長、松野官房長官、林外務大臣、鈴木財務大臣など政権の骨格となる人材について、留任させる方針を固めました。
さらに、安倍派の岡田参院国対委員長を新たに入閣させる方向で調整しているほか、デジタル大臣に平将明元内閣府副大臣を起用する方向で調整しています。また、健康面を考慮して、岸防衛大臣は交代する方向です。
岸田総理は長崎から戻り次第、入閣予定者に個別に連絡する見通しで、人事が大詰めを迎えます。
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