米で保育所スタッフがサル痘感染 子どもにワクチン緊急許可(2022年8月9日)
アメリカの保育所でスタッフが「サル痘」に感染していることが確認されたため、本来18歳以上に限定されているワクチンがこの保育所の子どもに打てるよう緊急許可されました。
アメリカのCDC＝疾病対策センターによりますと、5日時点で国内の「サル痘」感染者は7500人を超えました。
イリノイ州では、保育所で働くスタッフ1人の感染が確認され、多くの子どもを含むおよそ50人が濃厚接触者となりました。
こうした事態を受けて、FDA＝食品医薬品局は本来18歳以上に限定されているワクチンについて、この保育所を対象に、保護者の同意があれば生後6カ月から18歳未満の子どもにも打てるよう許可しました。
サル痘は男性を中心に感染が広がっていますが、長時間の抱擁などで子どもにも広がる可能性があるとしています。 （C） CABLE NEWS NETWORK 2022
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