「中国のハワイ」封鎖 観光客8万人足止めで大混乱に(2022年8月8日)
「中国のハワイ」と呼ばれる人気リゾート地で観光客8万人以上が足止め状態に。現地で一体何が起きているのでしょうか。
中国最南端にある「海南島」。年間約8314万人が訪れる人気のビーチリゾートで“中国のハワイ”と呼ばれています。特に夏休みシーズンのこの時期は中国国内から多くの人が訪れます。
そんな観光地が今、大混乱に陥っています。
6日、市外に出る航空便の大半が急きょキャンセル。島を脱出したいそのわけは島内で感染が拡大しているコロナ。
リゾート地の三亜市では今月に入り、1210人の感染者が出ていて、6日から市当局が観光客や市民の行動制限を始めました。そのため、制限が始まる前に逃げ出そうとする観光客が早朝の空港に殺到するなど混乱が起きました。現在、ホテルなどで観光客およそ8万人が足止めされています。
一方、感染者が出ていない山の観光地の世界遺産「張家界」。年間で8162万人が訪れるといいます。コロナが落ち着いているなか、夏休みということもあって中国中から観光客が殺到しています。
同じリゾート地・海南島ではコロナが拡大していますが…。
観光客:「ここは大丈夫です。コロナが出ていない。ちょっと寄っただけです」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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