“18歳と飲酒疑惑”吉川議員 辞職求める声強まる中“夏のボーナス”290万円!?(2022年6月15日)

“18歳と飲酒疑惑”吉川議員 辞職求める声強まる中“夏のボーナス”290万円!?(2022年6月15日)

“18歳と飲酒疑惑”吉川議員 辞職求める声強まる中“夏のボーナス”290万円!?(2022年6月15日)

 18歳の女性との飲酒などの疑惑が報じられて自民党を離党した吉川赳衆院議員について、議員辞職を求める声が強まっています。立憲民主党は15日、辞職勧告決議案を提出しました。

 15日に通常国会が閉幕しました。

 政府が提出した法案が26年ぶりにすべて成立しました。

 その国会に姿を現さなかったのが、18歳の女性と飲酒したなどの疑惑で自民党を離党した吉川赳衆議院議員です。

 議員辞職の意向もなく、会見などの予定もないという吉川議員。野党からは批判が相次ぎました。

 立憲民主党・馬淵澄夫国対委員長:「総理!吉川さんの辞職は総理の責任の範囲でしっかり言って頂かないといかんと思います」

 岸田総理大臣:「はい。説明責任はしっかり果たされなければならないと思っています」

 立憲民主党・泉健太代表:「自民党や公明党からも辞職すべきと声が上がっている。歳費は当然、日々払われる。誰がこんな展開を望んでいるのか。ありえないです」

 日本維新の会・馬場伸幸共同代表:「黙ったままで閉会してしまう状況。いい大人ですし、自分で出処進退を決めてほしい」

 15日、立憲民主党は吉川議員に対する議員辞職勧告決議案を提出しました。

 立憲民主党・青柳陽一郎衆議院議員:「きょう当然、辞職願が本人から出されるだろうと思っていたが、議員辞職願ではなく、国会の欠席届が出されているので、これでは国会として恥ずかしい」

 自民党としては参議院選挙への影響を最小限にとどめたい考えで、この決議案は処理せずに国会を閉じました。

 立憲民主党・青柳陽一郎衆議院議員:「残念ながら審議未了ということで、各党各会派の賛同は得られませんでした」

 ただし、吉川議員に対しては自民党内からも「比例復活当選なのだから辞職すべき」という批判や「逃げ得は許さない」など厳しい声が上がっています。

 自民党参院幹部:「まぁ、でも粘るやついるよ。任期全うしちゃう人いるからね」

 吉川議員がこのまま議員辞職せず、6月30日を迎えた場合、支給されることになのが「夏のボーナス」約290万円です。

 さらに、毎月100万円が支給される、いわゆる“文通費”も支給されることになります。

 自民党・岸田派関係者:「岸田さんだって、いわゆる総理周辺だって皆、怒っているんだよ。どんだけ迷惑掛けるんだって」

 また、15日に参議院選挙は今月22日公示、来月10日に投開票と閣議決定しました。

 そんななか、吉川議員が所属していた岸田派からも「総裁派閥であるがゆえに辞職させなくてはならない」との声が上がっています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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