去年の110番通報784万超 到着時間最も長く(2022年1月10日)
去年1月から11月の全国の110番通報の件数は前の年より19万件程多い784万件余りでした。通報から現場到着までにかかった時間の平均は過去10年で最も長い8分16秒でした。
警察庁によりますと、去年1月から11月の全国の110番件数は、784万6738件で、前の年と比べて19万件以上増えました。
そのうち携帯電話からの通報は、595万件を超えていて全体に占める割合が過去最高となりました。
都道府県別では、東京都が最も多く135万7948件で、次いで神奈川県が68万1924件、大阪府の67万7351件という順でした。
通報が最も少なかったのは、秋田県で2万6872件でした。
一方で、警察官の緊急対応を必要としない緊急性の低い通報は、151万6082件と通報数全体の19%以上を占めました。
その中には、「息子が起きないので警察官に電話で起こしてもらいたい」や「自動販売機で当たりが出たのに商品がでない」「酔っぱらったのでパトカーで自宅に送ってもらいたい」といった内容もあったということです。
警察庁は事件や事故などの緊急性の高いもの以外については、警察相談専用電話「#9110」の利用を呼び掛けています。
また、通報から警察官が現場に駆けつけるまでの「リスポンスタイム」は、過去10年の年間平均が6分54秒から8分9秒であったのに比べ、最も遅く、8分16秒でした。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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