NECとカゴメがAIで“野菜嫌い”克服のプリン開発｜TBS NEWS DIG
子どもの“野菜嫌い”を克服するプリンが登場しました。カギは、AI=人工知能を使った組み合わせレシピです。
カゴメ 宮地雅典執行役員
「これをきっかけに、野菜嫌いが少しでもなくなることが、とてもありがたい」
NECとカゴメが発表したのはAIを活用して作られたプリンです。
カゴメの調査によりますと、野菜が好きな子どもでも、そのうち74%は嫌いな野菜があることがわかったということです。そこで、NECのAIを使い、21種類の野菜と50万以上のレシピ情報から相性の良い食材の組み合わせを導き出して、子どもにも人気な「プリン」に取り入れたといいます。
子ども
「野菜がそのまま入っているのに、お菓子食べてる感じがした」
「もうちょっと野菜好きになりそう」
親
「こんなに嬉しそうに野菜を食べてる姿を見て、嬉しかった」
プリンは来月からオンラインなどで販売されるほか、レシピはNECのホームページできょうから無償で公開されています。
厚生労働省は1日で野菜350グラム以上摂取することを推奨していますが、平均でおよそ60グラム不足していて、NECとカゴメはこの取り組みを通じて「子どもの野菜嫌いの克服に貢献していきたい」としています。
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