「大きな損失」穀物輸出再開目指すなか…ミサイル攻撃でウクライナ大手穀物輸出企業のオーナー夫妻死亡|TBS NEWS DIG
ウクライナが穀物を輸出する主要な港があるオデーサ州に隣接する都市に、ロシア軍による激しい攻撃があり、大手穀物輸出企業のオーナーらが死傷しました。
攻撃があったのは南部ミコライウ州で、知事によりますと30日夜から31日にかけて、12発のミサイルが住宅や教育施設に着弾しました。この攻撃で2人が死亡し、3人がけがをしたとされ、死亡した2人はウクライナの大手穀物輸出企業「ニブロン」のオーナー夫妻だということです。
ウクライナ ゼレンスキー大統領
「ロシア軍は住宅や学校、社会インフラや産業施設を攻撃した。ニブロンの創設者の命も奪った」
「ニブロン」は麦や、とうもろこしの生産と輸出を専門とするウクライナ屈指の穀物輸出企業で、独自の船隊と造船所も所有。ゼレンスキー大統領は「ニブロン」が安定的に食料を供給する役割を担ってきたと強調し、「大きな損失」だとして攻撃を非難しました。
一方、ミコライウ州に隣接するオデーサ州の港では、穀物輸出再開に向け大詰めの作業が続いています。
輸出の再開合意で仲介役を担ったトルコの大統領府報道官は、最初の穀物輸出は1日になる可能性が高いと話しました。
ロシア プーチン大統領
「我々の主権と自由を侵害しようとするすべての者に対し、海軍は電光石火で対応する」
一方、ロシアでは「海軍の日」を記念したパレードが行われ、プーチン大統領は極超音速巡航ミサイルを数か月以内に海軍に実戦配備すると表明。重要視する海域として、黒海や北極海などとともに北方領土の周辺海域にも言及しました。
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