「7.5億円で公式スポンサー」組織委元理事がAOKIに(2022年8月1日)

「7.5億円で公式スポンサー」組織委元理事がAOKIに(2022年8月1日)

「7.5億円で公式スポンサー」組織委元理事がAOKIに(2022年8月1日)

 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の元理事が、AOKI側から多額の金銭を受け取ったとされる事件で、元理事が「7億5000万円を支払えば、公式スポンサーになれる」と打診していたことが分かりました。

 組織委員会の高橋治之元理事(78)は、大会スポンサーの「AOKIホールディングス」側から多額の金銭を受け取ったとされ、関係先が受託収賄の疑いで捜索を受けています。

 その後の関係者への取材で、高橋元理事は2017年6月、青木拡憲前会長(83)に対し「7億5000万円を支払えば、オリンピックの公式スポンサーになれる」と打診していたことが分かりました。

 翌年に、5億円は「スポンサー費用」として電通に支払い、2億5000万円は「オリンピック強化費」として電通の子会社に支払うように指示したということです。

 2億5000万円のうち、およそ2億円は高橋元理事の会社に渡ったとみられています。
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