「子どもに家事」日本では当たり前?…“ベルギーで子育て”日本人女性のブログが話題(2022年7月27日)
異国の地で子育てに苦労する、日本人女性のブログが話題です。
■子どもに家事…止める夫 妻は困惑
conobieから:「我夫は、家事をしっかりやってくれるのだが…子どもが手伝おうとすると『NO』。彼の持論は『できるだけ親がやるべき』」
実はこれは、ベルギー人の夫との結婚を機に、彼の地に移住して13年になる日本人妻の佐藤恵美さん(42)が書いたブログです。
家にいることが多い夫のヤンさん(64)は、黙っていても掃除に洗濯、料理に至るまで、家事の9割を1人でこなしてしまうほどで、3人の娘にも決して手伝わせることはないのだといいます。
そんなの夫のことを、当初は「ありがたい」と感謝していた恵美さんでしたが、ある日、意見がぶつかります。
恵美さん:「洗濯物とかを子どもが散乱させる時がありまして。子どもたちにやらせようとしたら、夫が慌ててカーッと来て『私がやる』と言って奪っていった。子どもは子どもで、『パパがやると言っているのだから、いいじゃない』となって」
その時ヤンさんが口にしたのが、「親がやるべき」という言葉でした。
子どもを一人、家で留守番させていても通報されるというお国柄のベルギー。家事を仕事として捉える文化もあり、それを子どもに課すのをためらう家庭も多いのだといいます。
しかし、それでは、全く家事のできない大人になってしまうのではないかと心配する恵美さん。夫との議論は今も続いていますが、一応、暗黙のルールが出来上がった状態だそうです。
■子どもに家事…日本では当たり前?
一方、夏休みに入り、共に過ごす時間が増えたという日本の親子からは、次のような声が聞かれました。
父親:「(Q.夏休みに入ってお手伝いを増やしたりは? )増やしたいんだけど、増やしたらイヤなんだよね?」
息子:「うん!」
父親:「もうちょっとやってくれたら、うれしいんですけどね。何でも自分一人でできたほうがいいと思うし。一人で暮らしたら、何でもやらなきゃいけないもんね」
母親:「将来的には、自分で生活していくのに必要な家事は、できるようになってほしいというのは、母親としては思いますね」
娘:「(Q.お手伝いは好き?)好きではないけど、やってます」
家事を手伝うことで、こんなことを学んでほしいという親もいました。
母親:「夏休みがあれば(お手伝いを)増やさないと、ずっと遊んじゃうと。今は、お手伝いをやってもらうとゲームの時間を10分とか」「(Q.お手伝いは好き?)好きやな。何で好きなん?ママが喜ぶからやろ?」
息子:「うん」
母親:「お手伝いすると、誰かが喜ぶというのを分かってほしくて」
引用:子育てメディア・コノビー
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(「グッド!モーニング」2022年7月25日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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