東京の新規感染者ピークは来週末で約4万人感染 名工大教授が試算(2022年7月27日)
東京都の新型コロナの新規感染者について、来週末にはおよそ4万人になってピークを迎えると、名古屋工業大学の平田教授が試算しました。感染者の数はその後も高止まり状態が続くとしています。
AIで感染状況を分析する平田晃正教授は、主流となった「BA.5」の感染力などを考慮して東京都の新規感染者数を試算しました。
東京都の感染のピークは、来月6日のおよそ3万9000人で、その後も9月末にかけて2万人ほどで推移し、高止まりが続くとしています。
名古屋工業大学・平田晃正教授:「第7波の上昇過程で人の行動があまり抑制されなかった。そして暑い時期と重なったので換気の状態も良くなかった。リスクが高まり(感染者の)上昇につながった。第7波の場合には ワクチンによる免疫の効果が弱いため、より多くの人が感染しなければ、なかなかピークに達しないという試算」
平田教授によりますと、第6波の2倍以上の人が感染して自然免疫を獲得しないと、第7波はピークを迎えないと分析しています。
行動制限については、すでに感染が広がっていることから「効果は限定的」で、基本的な感染対策が重要としています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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